『シュタインズ・ゲート』は2011年4月からアニメ第1期が放送されたSFジャンル作品です。2016年には劇場版、2018年には正統続編であるアニメ第2期の放送がされました。
シュタインズ・ゲートはどんな作品?
- 原作: 5pb.とニトロプラスによるビジュアルノベルゲーム。
- 放送時期: 第1期が2011年、続編の「シュタインズ・ゲート ゼロ」が2018年に放送。
- ジャンル: サイエンスフィクション、スリラー。
シュタインズ・ゲートは、東京の秋葉原を舞台に、自称マッドサイエンティストの岡部倫太郎と彼の友人たちが中心となって展開します。
彼らは「未来ガジェット研究所」と称する小さな研究グループを組んでおり、さまざまな発明を行っています。
その中で、彼らは偶然にも過去へメールを送ることができるデバイス「電話レンジ(仮)」を発明します。
この発明により、彼らは時間を操る力を手に入れることになりますが、その力が引き起こす予期せぬ結果に直面することになります。
物語は、時間を変更することの倫理的、道徳的な問題、そしてそのような変更が個人の運命に与える影響を探ります。
特に、主人公の岡部は、彼と彼の仲間たち、特に彼が愛する人たちの運命を救うために、何度も時間を越えた旅を繰り返します。
そんなシュタインズ・ゲートですが、東京都秋葉原を舞台に物語が展開されていきます。
そこで本記事では、シュタインズ・ゲートの聖地巡礼スポットを紹介します。聖地巡礼に興味のあるアニメファンの方は、ぜひ参考にしてみてください。
シュタインズ・ゲートの聖地巡礼スポット
シュタインズ・ゲートは、東京都の秋葉原が舞台となっています。アニメは夏の乾ききった空気感の演出など、相当再現度も高いです。きっと作品の世界観を楽しめます。
ここからは、厳選したシュタインズ・ゲートの聖地巡礼スポットを見ていきましょう。今回紹介するのは以下の5つです。
シュタインズ・ゲート聖地①:秋葉原駅前
1つ目のスポットは、秋葉原駅前です。主人公の岡部が、クリスやアマデウスに励まされたりなど、物語の重要なシーンで使われていました。
さまざまなシーンで使用されているため、シュタインズ・ゲートの聖地の中でも指折りのスポットです。秋葉原駅にさえ着いてしまえば観光できますよ。
シュタインズ・ゲート聖地②:ラジオ会館
2つ目のスポットは、ラジオ会館です。ここもシュタインズ・ゲートファンならおなじみ。重要なシーンで何度も登場しているんです。個人的に印象的な場面は、第2期での終盤においてかがりと萌郁が味方になるシーンです。
ここもさまざまなシーンで使用されていますが、夜の光ったラジオ会館はアニメではお見受けできませんから、夜に行ってみてもいいかもしれません。
シュタインズ・ゲート聖地③:牛丼専門サンボ
3つ目のスポットは、牛丼専門サンボです。主人公の岡部とダルが訪れていた牛丼屋なのですが、これがかなり特徴的です。
アニメの描写で店主から、「携帯使用禁止ね」というセリフがあるのですが、実際に今でも使用禁止となってます。しかし写真を撮るくらいであれば問題ないみたいですので、訪れた方は記念に撮っておきましょう。
シュタインズ・ゲートの登場人物
シュタインズ・ゲートは以下の5人を中心に物語が進んでいきます。
岡部倫太郎
牧瀬紅莉栖
椎名まゆり
橋田至
阿万音鈴羽
1人ずつ人物像を見ていきましょう。
岡部 倫太郎(おかべ りんたろう)
未来ガジェット研究所のラボメンNo.001にして、ラボの創設者。
彼の特徴として、重度の厨二病である事があげられます。これには過去の出来事が原因だったりします。一方で仲間には優しい側面もあったりする、大学生って感じの男の子です。
続編では彼が病んでしまった事により、途中までは見る陰もなくなります。CVは宮野真守さんが担当しています。
牧瀬 紅莉栖(まきせ くりす)
未来ガジェット研究所のラボメンNo.004。本作のメインヒロインです。
岡部とは第1話で大学の講義中に出会いますが、セクハラされた事から最初は岡部の事を良しとはしていませんでした。
物語が進むにつれ、ラボメンバーにも素を出していくようになり、ツンデレな1面をラボメンにイジられたりもします。CVは今井麻美さんが担当しています。
椎名 まゆり(しいな まゆり)
未来ガジェット研究所のラボメンNo.002。本作のもう1人のメインヒロインで、岡部の幼馴染でもあります。
作品の最重要人物ともいえる彼女。おっとりとした性格で包み込んでくれるような優しさがありますが、ここぞという場面では頼りになるヒロインですね。CVは花澤香菜さんが担当しています。
橋田 至(はしだ いたる)
未来ガジェット研究所のラボメンNo.003。岡部の親友?で、天才ハッカーです。
オタク代表ともいえるオタクで、好きなメイドのイベントには妥協は一切しません。口を開けば下ネタを口にしますし体型もかなり肥満という特徴的な彼ですが、続編では全く違う姿をお見受けできますよ。CVは関智一さんが担当しています。
阿万音 鈴羽(あまね すずは)
未来ガジェット研究所のラボメンNo.008。ラボの1階にある「ブラウン管工房」でアルバイトをする少女。
序盤は謎に包まれていた彼女ですが、その正体は未来からやってきたタイムトラベラーです。第1期、第2期共に物語のカギを握る人物として躍進します。CVは田村ゆかりさんが担当しています。
シュタインズ・ゲート オープニング&エンディング曲
シュタインズ・ゲート (2011)
- オープニング曲: 「Hacking to the Gate」
- 歌手: いとうかなこ
- エンディング曲: 主に「刻司ル十二ノ盟約」が使用されましたが、エピソードによって異なるバージョンや他の曲が使われることもあります。
- 歌手: いとうかなこ
シュタインズ・ゲート ゼロ (2018)
- オープニング曲: 「ファティマ」
- 歌手: いとうかなこ
- エンディング曲: 複数のエンディング曲があり、「LAST GAME」(歌手: Zwei)などが特に知られています。
これらの曲は、シリーズの雰囲気を高め、物語の感情的な側面を強調するのに貢献しています。いとうかなこはシリーズの音楽で特に目立つ存在であり、彼女の力強い歌声はシュタインズ・ゲートの世界観を象徴する要素の一つとなっています。
まとめ
シュタインズ・ゲートは放送終了から5年経ちますが、今でも語り継がれる名作です。とにかく物語が精巧に作り込まれ、伏線回収される後半はまさに傑作です。本作の再放送で最終回のエピソードを変更し、物語のコンセプトも相まってそれが成立してしまうという伝説も残しています。
今回紹介した聖地巡礼におすすめのスポットは以下の3つです。
- 秋葉原駅前
- ラジオ会館
- 牛丼専門サンボ
他にも、芳林公園や、柳林神社など、さまざまなスポットがありますので足を運んでみてください。聖地巡礼でシュタインズ・ゲートの世界観を味わってみましょう。